【あなたは『どの山(市場)』に登るのか?】
投資家は多くは、スタートアップに対して「市場」について確認をします。
理由は、『どの山(市場)』を登るかで、そのサービスのポテンシャルも見えてくるからです。 例えば、近くの小山を登るのと、エベレスト、富士山を登るかで、資金も準備もまったく違ってくるからです。
ですが、多くのスタートアップは「どこでもいいから山を登りたいので、必要なお金をください」と言います。
投資家は「どの山(市場)」を登るのですか?」と聞いても「これから探します。むしろ自分で世界一の山を見つけます」と言います。多くは、みんな観光で行く、高尾山を目指していくなら、投資家は、何も言うことはありません。
投資家が知りたいのは、どの山を登るかは分かれば、具体的に、どのルートがあるか、必要な装備、仲間、資金もわかるからです。
もし「エベレスト」に目指すなら、そこに登る価値があれば、投資家はお金を出せます。
伝えたいことは、もちろん、現実は簡単ではありませんが、あなたは『どの山(市場)』に登るのか?を明確にすることで、必要なことがわかっていきます。